米国の仮想通貨市場を規制することを目的とした「クラリティ法案」に関する交渉は、大きな進展を見せている。仮想通貨担当記者のエレノア・テレット氏によると、共和党と民主党の上院議員の間で、倫理規定や分散型金融に関する条項について議会で議論が続けられているという。
テレット氏は、DeFi規制についても両者間で議論されたが、法案成立の最大の障害は倫理条項だったと述べた。シンシア・ラミス上院議員の広報担当者は、先週のホワイトハウスとの会談は有意義なもので、今後数日中に発表される予定の倫理文書には、これらの議論が反映されるだろうと述べた。
しかし、民主党のアンジェラ・アルソブルックス上院議員は、倫理規定の執行を司法省に委ねることを批判した。アルソブルックス議員は、ホワイトハウスが司法省を通じてクラリティ法に基づく倫理規定を執行するという提案を「軽率」だとし、それが唯一の執行手段であるならば、法案を支持しないと述べた。
バーニー・モレノ上院議員は、現在の提案では制裁措置を課す権限が州司法長官から司法省に移管されると説明した。オルソブルックス氏は、関係者全員が責任を問われるような合意に達するために、引き続き努力していくと述べた。
アルソブルックス氏は、5月に上院銀行委員会で「クラリティ法案」の可決に賛成票を投じた2人の民主党上院議員のうちの1人だった。同議員は以前、法案への支持は最終案に強力な倫理規定が盛り込まれることを条件としていると述べていた。
上院多数党院内総務のジョン・トゥーン氏は、明確化法案に関する合意の可能性について評価した。トゥーン氏は、現時点では合意に至る「可能性は高い」と述べたものの、状況は急速に変化する可能性があるとも付け加えた。
チューン氏は、民主党が法案を上院の議題に載せるのに十分な票を確保できるかどうかが決定的な要素になると述べ、両党は必要な支持を得るために交渉を続けていると付け加えた。
テレット氏が業界筋から入手した最新情報によると、ホワイトハウスは「クラリティ法」に追加される倫理規定について合意に達し、準備された条文を一部の共和党上院議員に送付したという。
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