ビットコイン(BTC)と金との相関関係は近年で最も高い水準に達している一方、テクノロジー株との関係は著しく弱まっている。
『コベイシ・レター』に掲載されたデータによると、ブルームバーグのデータを用いたビットワイズ・アセット・マネジメントの分析に基づくと、ビットコインと金の90日移動平均相関は約+0.50に上昇している。この比率は2020年のパンデミック以降で最も高い水準の一つであり、年初の水準の2倍以上となっている。
対照的に、ビットコインとナスダック100指数との90日間の相関関係は約+0.30まで低下し、過去1年間で最低水準に達した。このデータは、ビットコインが最近テクノロジー株から離れ、金に似た価格動向を示し始めていることを示唆している。
コベイシ・レターは、ビットコインと金の相関関係の強化が、米国財務省が8月19日に長期債の買戻し契約の上限を1件あたり最低20億ドルから40億ドルに引き上げると発表した後に加速したと指摘した。
分析によると、公的債務の増加と通貨安への懸念から、投資家はビットコインと金を同様のヘッジ資産として捉える傾向を強めている。ビットコインとナスダックの相関関係が低下し、金との相関関係が上昇しているという事実も、ビットコインを単なるリスクの高いテクノロジー資産としてではなく、代替的な価値保存手段として評価する市場の動きが強まっていることを示している。
※これは投資アドバイスではありません。


