Coinbase InstitutionalとGlassnodeは、2026年第3四半期の共同市場レポートの中で、仮想通貨市場に対する見通しを中立的と維持すると述べた。
報告書によると、ステーブルコインを除く仮想通貨市場全体の時価総額は、今年第2四半期に約12%減少した。しかし、ステーブルコインの供給量は過去最高を記録しており、市場外の投資家による流動性の増加を示している。
オンチェーンデータによると、ビットコインは調整・再均衡局面から蓄積期へと移行しつつある可能性がある。報告書では、ビットコインの評価額が下落圧力にさらされていること、最近移動した供給量が数年ぶりの低水準にまで減少したこと、そして利益確定後の供給量の割合が過去最低水準を下回ったことを指摘している。
Coinbase InstitutionalとGlassnodeは、同様の指標は歴史的に見て、分配局面よりも蓄積局面と一致する傾向があると指摘している。
しかしながら、同報告書は、マクロ経済の流動性状況は依然として逼迫していると付け加えた。ケビン・ウォーシュ議長率いる米連邦準備制度理事会(FRB)のタカ派的な金融政策スタンスとドルの相対的な強さが、リスク資産への継続的な圧力となっている。
地政学的リスク、デジタル資産国債からの潜在的な売り圧力、そして上半期に見られたビットコインとイーサリアムの現物ETFからの純流出も、市場の見通しを制限する要因として挙げられた。ETFからの流出ペースは最近鈍化していると報じられているものの、市場全体の環境は依然として慎重なままだ。
報告書によると、ビットコインのオンチェーン指標は長期投資家にとって好ましいシグナルを発しているものの、より力強い上昇トレンドを実現するには、世界的な流動性状況の大幅な改善が必要である。
※これは投資アドバイスではありません。


