連邦準備制度理事会(FRB)は9月の会合で、政策金利を25ベーシスポイント引き上げ、3.75~4.00%のレンジとした。連邦公開市場委員会(FOMC)の決定は全会一致で、賛成12票、反対0票だった。FRBは、今回の利上げによってインフレ率が目標の2%に早く戻ると述べ、経済成長は堅調であるものの、インフレは依然として続いていると付け加えた。
金利決定と同時に公表されたドットプロットによると、連邦準備制度理事会(FRB)当局者のかなりの割合が、金融引き締めプロセスはまだ完了していないと考えていることが明らかになった。18人のFRB当局者のうち12人が、2026年末までにフェデラルファンド金利が4.1%になると予測している。この予測は、現在の水準からさらに25ベーシスポイントの利上げを示唆している。
ドットプロットによると、4人の当局者は2回の追加利上げを予想しており、年末の金利は約4.4%になると予測している一方、2人の当局者は3.9%と推定し、年内の追加利上げはないと見込んでいる。したがって、18人の当局者のうち16人が、年末までに少なくとも1回の追加利上げが適切だと考えている。
連邦準備制度理事会(FRB)のドットプロットによると、政策金利の中央値は2027年末時点で4.1%、2028年末時点で3.9%と予測されている。また、長期フェデラルファンド金利の予測値も3.1%から3.2%に引き上げられた。
連邦準備制度理事会(FRB)はインフレ予測も上方修正した。2026年の総合PCEインフレ率予測は3.7%に、コアPCEインフレ率予測は3.4%に引き上げられた。
市場は今後、連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見に注目するだろう。議長はそこで、ドットプロットにおける今後の利上げ時期やインフレ見通しについてメッセージを伝える予定だ。
※これは投資アドバイスではありません。


