仮想通貨アナリストのアリ・マルティネス氏は、リスク・リターン指標であるビットコインのシャープレシオの急激な低下は、現物市場における長期的な買い付けにとって好ましい時期の到来を示唆する可能性があると述べた。
マルティネス氏が共有したデータによると、ビットコインのシャープレシオはマイナス23にまで低下した。シャープレシオは、投資がリスクや変動性に対してどれだけの収益をもたらすかを測定する指標であり、プラスの値はリスクに対して高い収益を示し、マイナスの値は投資家が大きな損失を被る期間を示している。
アナリストは、-23という数値は必ずしもビットコインの下落が永久に続くことを意味するものではなく、むしろ売り手がほぼ打つ手を使い果たしたことを示唆していると指摘した。マルティネス氏によれば、この見通しは、潜在的な利益に比べてリスクが限定的であるため、長期的なビットコイン投資家にとって非対称的な参入機会を生み出すという。
マルティネス氏は、過去のデータでも同様の傾向が見られたと述べ、シャープレシオが2015年、2019年、2022年の弱気相場の底値時に同様の水準まで低下したことを指摘した。そして、これらの時期は市場における最終的な降伏と激しい売り局面と一致していたと述べた。
一方、オンチェーンデータによると、ビットコインは63,111ドルから61,840ドルの間に強力なサポートゾーンを形成している。URPDのデータによると、この価格帯で130万BTC以上が取引された。
マルティネス氏は、このサポートゾーンが維持されている限り、ビットコインは84,569ドルまでの大きな供給壁に直面することはないだろうと指摘した。過去には約582,000BTCがその水準で取引されている。そのため、アナリストは、61,840ドルから63,111ドルの領域を維持することが、ビットコインの中期的な見通しにとって重要だと付け加えた。
※これは投資アドバイスではありません。


