ワイオミング州が支援するステーブルコインプロジェクト「FRNT」で使用されているインフラに関して、深刻なセキュリティ上の疑惑が浮上している。報道によると、LayerZero Labsは運用セキュリティプロセスにおいて度重なるミスを犯し、本番環境でのFRNTの展開管理に使用される重要なマルチシグ秘密鍵の管理権を失ったという。
ワイオミング州の評価によると、LayerZero Labsは「深刻な運用上のセキュリティ上の問題が繰り返し発生している」ことが判明した。そのうちの1つは、同社が本番環境の認証権限をワイオミング州ステーブルトークン委員会に委任していなかったことに起因すると報じられている。
問題解決のために実施された調査により、LayerZero LabsがFRNTの稼働中の運用管理に使用される重要な秘密鍵を適切に管理できていなかったことが明らかになった。また、同社は公開および非公開のセキュリティインシデントに関する情報を適切に開示していなかったとも主張している。
ワイオミング州は、このようなセキュリティ上の問題歴は、国家が支援するデジタル資産のセキュリティを担う組織としては容認できないと強調した。
こうした動きを受けて、ワイオミング州はFRNTインフラストラクチャをLayerZeroから移行し、クロスチェーンメッセージングおよび転送プロセスにChainlinkのクロスチェーン相互運用プロトコル(CCIP)インフラストラクチャに切り替えたと報じられた。
※これは投資アドバイスではありません。


