北朝鮮との繋がりが指摘されているハッカー集団「ラザルス」が、保有するイーサリアム(ETH)を大幅に売却した。オンチェーンデータによると、同グループは過去2時間で合計911ETHを売却した。
報道によると、これらの販売は平均価格2,499ドルで行われ、取引総額は約228万ドルに上るという。販売は、ラザルス・グループに関連する仮想通貨アドレスを通じて行われたとされている。
オンチェーン活動は、過去に大規模なサイバー攻撃に関与してきたラザルス・グループの仮想通貨資産を追跡する上で特に重要である。このグループは、長年にわたり仮想通貨業界を標的としたサイバー攻撃を行い、盗んだデジタル資産を複数のアドレス間で移動させてきたことで知られている。
最近の911ETHの売却が市場に与える影響は、取引量に比べれば限定的であると予想される。しかし、大規模な仮想通貨の送金は投資家によって綿密に監視されている。特に、過去の攻撃によって取得されたとされる資産が取引所や異なるウォレットに送金される場合、潜在的な売り圧力がないか注視される。
売却中および売却後のイーサリアム価格の変動は、この取引が市場に与える影響を評価する上で重要となる。ラザルスグループに関連するアドレスにどれだけのETHが保有されているか、また今後数時間以内に新たな送金が行われるかどうかも、オンチェーン分析プラットフォームが監視しているトピックの一つである。
今回の取引は、ラザルスが仮想通貨市場で果たす役割と、同グループが投資家のために保有するデジタル資産の重要性を改めて浮き彫りにした。
※これは投資アドバイスではありません。


