ビットコインとイーサリアムは、7月を上昇で終えた後、8月に入り、歴史的に見て低調なパフォーマンスを示した。過去の月次リターンを見ると、両仮想通貨が8月をマイナスで終える可能性は否定できない。
イーサリアムは7月にビットコインを上回り、18.5%上昇したのに対し、ビットコインは7%上昇にとどまった。したがって、イーサリアムの月間リターンはビットコインよりも約11.5パーセントポイント高かったことになる。
しかし、2016年以降のイーサリアムの8月のパフォーマンスは、より複雑な様相を示している。調査対象となった10回の8月のうち、ETHが上昇したのはわずか4回で、6回は下落した。
イーサリアムの8月における最高パフォーマンスは2017年に見られ、ETHは92.86%上昇した。最も急激な下落は2018年に発生し、イーサリアムは月間ベースで34.79%の価値を失った。
2016年以降のイーサリアムの8月の平均リターンは6.74%です。しかし、中央値が-1.74%であることから、このプラスの平均値は、2017年の驚異的な急騰など、いくつかの好調な期間に大きく依存していることが示唆されます。
ビットコインの8月の過去のパフォーマンスも、投資家にとって明確な強気シグナルとはなっていない。データによると、ビットコインの8月の平均リターンは1.06%、中央値は-6.99%となっている。
ビットコインの平均リターンは限定的ではあるもののプラスを維持しているものの、中央値がマイナスであることから、8月は損失を出して取引を終えるケースが多いことが示唆される。また、ビットコインは近年8月に変動が激しい動きを見せている。2025年8月には8.13%上昇し、2024年には2.95%上昇、2023年には4.02%下落した。
過去のデータによると、ビットコインとイーサリアムの平均リターンは8月にプラスだったものの、中央値はマイナスだった点が注目に値する。これは、強い上昇局面が平均値を押し上げる一方で、より平凡な8月であれば、マイナスのパフォーマンスとなる可能性が高かったことを示唆している。
※これは投資アドバイスではありません。


