米国とイランの軍事衝突が2日連続で沈静化したことを受け、ビットコインは6万5000ドルを突破した。この動きはアルトコインにも好影響を与え、イーサリアムは過去24時間で4%以上上昇し1960ドルを超えた。ソラナやXRPといった主要アルトコインも1~2%上昇した。一方、国際原油価格は約5%下落した。
今週は、ビットコイン(BTC)とアルトコインにとって極めて重要な週となるだろう。なぜなら、水曜日に連邦準備制度理事会(FRB)が7月の金利決定を発表するからだ。
現時点では、BTCの上昇トレンドが継続するかどうかは今後の展開次第だが、あるアナリストは、BTCは現在の価値を下回る水準に入ったものの、依然として上昇の勢いを欠いていると指摘している。
CryptoQuantのアナリスト、アクセル・アドラー氏は記事の中で、ビットコインの評価指標であるMVRV Zスコアが数年来の低水準まで低下したものの、依然としてマイナス圏を上回っていると述べている。
アナリストは、現時点でビットコインは歴史的に見て真の価値を下回る価格帯に入ったものの、過去の弱気相場の底値で見られたような本格的な降伏はまだ起きていないと述べた。
アナリストによると、データによれば、BTC MVRV Zスコアは現在約0.42で、過去の平均値である1.7を大きく下回っているものの、まだマイナス圏には入っておらず、広範囲にわたる売りを示している。
さらに、アナリストは、BTCの7日間の実現損益パターンがマイナスからプラスに転じたことを指摘した。これは、オンチェーンでの売り圧力が低下していることを示している。しかし、アナリストによれば、これだけでは新たな強気相場の始まりを断定するには不十分である。
結論として、アナリストのアクセル・アドラー氏は、損益の回復は売り圧力の減少を示しているものの、MVRV Zスコアはまだゼロを下回っておらず、降伏売りを誘発していないと指摘した。同氏によれば、これはビットコインが現在、確定したサイクル底ではなく、「過小評価された安定化局面」に近いことを意味する。
結論として、アナリストによれば、市場で底打ちが形成され、持続的な上昇トレンドが始まるためには、売り圧力が弱まるだけ、あるいは市場価格が本来の価値を下回るだけでは不十分である。加えて、オンチェーンにおける強い需要、収益性の向上、そして長期投資家による積極的な買い集めが必要となる。
※これは投資アドバイスではありません。


