バイナンスの創業者である趙昌鵬(CZ)氏は、ハードウェアウォレットメーカーであるトレゾールの物流サービスプロバイダーにおけるデータ漏洩が、仮想通貨投資家にとって深刻なセキュリティリスクをもたらす可能性があると警告した。
CZ社は、Trezorの配送業者におけるデータ漏洩により、約13,700人の顧客が影響を受けたと発表した。約11,700人のユーザーの氏名、メールアドレス、電話番号、配送先住所などの個人情報が流出したと報じられている。
CZ氏は、Trezorのシステムやユーザーの秘密鍵が侵害されたわけではないと強調しつつも、流出したデータによって別のリスクが生じたと指摘した。CZ氏によれば、個人の身元情報や住所情報が仮想通貨の所有情報と直接結びつく可能性があるという事実は、フィッシング攻撃、ソーシャルエンジニアリングの試み、さらには物理的なセキュリティ上の脅威といった点で、重大なリスクをもたらすという。
CZ氏は自身の投稿で、「ハードウェアウォレットにとってはあまり良い月ではなかった」と述べ、今回の事件はハードウェアウォレットとソフトウェアベースの自己管理型ウォレットのセキュリティ特性が異なることを改めて示したと付け加えた。
Trezorは、今回の事件が同社のウォレットインフラやユーザーの資金に直接的な影響を与えなかったと述べている。しかし、個人情報が漏洩したユーザーは、Trezorや他の仮想通貨企業を装った偽のメール、電話、標的型詐欺の試みに対して、より一層注意する必要があるかもしれない。
※これは投資アドバイスではありません。


