ビットコインやアルトコイン市場では、FRBの決定を巡る緊張感が続いている。本日発表されるFRBの金利決定を前に、市場における意見の相違は深まっている。
資産運用額670億ドルを誇る米国の巨大証券会社シタデル・セキュリティーズは、FRBが金利を25ベーシスポイント引き上げることで市場を驚かせるだろうと主張しているが、ほとんどのアナリストは金利は据え置かれると予想している。
概ね現状維持が予想されているものの、市場は利上げの可能性を完全に排除しているわけではない。CMEのFedWatchToolによると、7月にFRBが金利を据え置く確率は68.5%、25ベーシスポイントの利上げとなる確率は31.5%となっている。
コインデスクの取材に対し、シタデル・セキュリティーズのマクロ戦略責任者であるフランク・フライト氏は、FRBのケビン・ウォーシュ議長がインフレ対策への決意を示すため、今回の会合でサプライズ利上げを行う可能性があると述べた。
フライト氏によれば、このような動きは、FRBが長年続けてきた政策変更のシグナル発信という慣行の終焉を告げ、中央銀行の独立性を強化することになるだろう。また、インフレ対策におけるFRBの信頼性を高める可能性もある。
フライト氏はまた、FRBが今週利上げに踏み切ることは、9月まで待つよりも大きな効果をもたらすと主張した。フライト氏によれば、サプライズ利上げはFRBのインフレ抑制への取り組みに対する信頼を高めるだけでなく、企業の価格設定行動や従業員の賃金期待にも影響を与え、ひいては長期的な金融引き締めの拡大を防ぐ可能性があるという。
フライト氏はまた、FRBによる予想外の利上げは、米国債利回りを押し上げる場合、ビットコインを含むリスク資産に短期的な圧力をかける可能性があると付け加えた。
※これは投資アドバイスではありません。


