仮想通貨市場の強気派は、ビットコイン(BTC)が7万ドルを超えるための土台を築いたと信じているが、連邦準備制度理事会の金利決定と今後の政策が、この強気な期待を危うくしている。
ブルームバーグのETFアナリスト、ジェームズ・セイファート氏は、最近の市場動向、FRBの見通し、そしてETF業界の動向について分析した。
市場は連邦準備制度理事会(FRB)の金利決定に注目している。
市場の強気な見通しを強調する分析によると、ビットコインは現在の価格帯を突破し、7万ドルを超える可能性を秘めている。しかし、この過程における最も重要な障害は、マクロ経済データと連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策スタンスであると指摘されている。
アナリストによると、シタデルなどの大手機関はFRBによる利上げの可能性を指摘しているものの、市場全体としては金利は据え置かれるか、あるいはハト派的な姿勢が取られると予想されている。
FRBによる穏健な、あるいはハト派的な発言は、ビットコインにとってプラスの引き金となる可能性があると指摘されている。しかしながら、不確実性が続いているため、市場のボラティリティは高まっている。
ブルームバーグのETFアナリスト、ジェームズ・セイファート氏とエリック・バルチュナス氏によると、暗号資産ETFは従来の暗号資産取引所に引き続き圧力をかけているという。
市場取引量の停滞や周期的な調整局面にもかかわらず、暗号資産分野における大手金融機関の存在感は強まっている。モルガン・スタンレーが、現物イーサリアムファンドとソラナファンドの運用手数料を0.14%(14ベーシスポイント)という極めて低い水準に設定して市場に参入したことは、機関投資家側の長期的な楽観論が続いていることを示している。セイファート氏は、特にロボアドバイザーやポートフォリオマネージャーが、長期的にはこうした低コスト商品により多くの資金を投資するだろうと指摘している。
※これは投資アドバイスではありません。


