TDセキュリティーズは、米国における予想を上回るインフレデータを受け、連邦準備制度理事会(FRB)の政策予測を大幅に修正した。以前はFRBが2026年末まで金利を据え置くと予測していたが、同社のストラテジストは現在、9月から始まる計3回の利上げを予想している。
TDセキュリティーズのストラテジスト(オスカー・ムニョス氏とゲンナディ・ゴールドバーグ氏を含む)は、調査ノートの中で、FRBが9月に最初の利上げを実施し、その後10月と2027年1月にさらに2回の利上げを行うと予測していると述べた。
ストラテジストらは、「今回の利上げサイクルでは合計3回の利上げを予想している。次の2回の利上げは10月と来年1月に行われると見込んでいる」と述べた。また、同機関は、FRBが会合後に今後の金利動向について明確な指針を示さない可能性もあるが、当局者の金利予想を示すドットプロットからはタカ派的な見通しが明らかになる可能性があると考えている。
米国のインフレ率がFRBの予想を変えた。
TDセキュリティーズの業績予想修正は、米国の8月の消費者物価指数(CPI)が予想を上回ったことに起因する。インフレ率の上昇は、物価上昇圧力の低下が期待されたペースで進んでいないとの懸念を高めるとともに、短期的にはFRBによる利上げの可能性に対する市場の期待を強める結果となった。
ストラテジストらは報告書の中で、「8月の消費者物価指数(CPI)データでインフレの進展が見られないことが示されたことを受け、FRBは9月に利上げサイクルを開始すると予想される」と述べている。
※これは投資アドバイスではありません。


