連邦準備制度理事会のマイケル・バー理事は、インフレ率が十分に低下しない場合は、利上げを支持する用意があると述べた。
ワシントンで開催された銀行フォーラムで講演したバー氏は、インフレ率が連邦準備制度理事会(FRB)の目標である2%を5年半近く上回っていることは、経済全体に広がる物価上昇圧力が恒久化するリスクを高めると述べた。
バール氏は準備した演説の中で、「データ上の傾向からインフレ率が2%の目標に向かって緩やかに進んでいると確信できるのであれば、政策スタンスの評価にもう少し時間をかけることができるだろう。しかし、インフレ率が十分に減速していないように見える場合は、断固とした行動を取り、金利を引き上げなければならない」と述べた。
バール氏の発言は、インフレ率が依然として高く、債券利回りが再び上昇している米国にとって、極めて重要な時期になされた。連邦準備制度理事会(FRB)の理事であるバール氏は、金融政策を決定する連邦公開市場委員会(FOMC)の常任投票メンバーの一人である。
中東情勢への懸念の高まりを受け、米国債利回りは火曜日に再び上昇し、指標となる10年物米国債利回りは2025年1月中旬以来の水準に達した。
先週のケビン・ウォーシュ連邦準備制度理事会議長の発言は、市場によって利上げに関するよりタカ派的なメッセージと解釈され、期待感をさらに高めた。ウォーシュ議長の発言は、FRBが2週間後の次回の金融政策会合で利上げを実施する可能性を示唆するものと解釈された。
バール氏は、7月に連邦準備制度理事会(FRB)が政策金利を3.50~3.75%の範囲で据え置く決定を支持していた。CMEグループのFedWatchツールによると、火曜日の朝の時点で、市場はFRBが今月中に利上げを行う確率を66%と織り込んでいた。
バー氏は、高インフレにもかかわらず、米国経済の全体的な見通しは依然として堅調だと述べた。
「個人消費は今のところ概ね堅調に推移している」とバー氏は述べ、さらに「インフレ率は依然として非常に高く、5年以上その状態が続いている」と付け加えた。
最新のデータによると、米国の総合インフレ率は前年比3.7%、食品とエネルギー価格を除いたコアインフレ率は3.3%だった。
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