オンチェーンデータ分析プラットフォームのCryptoQuantは、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、XRPに多額の資産を保有する「クジラ」と呼ばれる投資家が、最近保有量を増やしていると報告した。同社によると、この傾向は、仮想通貨市場が長期にわたる弱気相場の最終段階に近づいていることを示唆しているという。
CryptoQuantが共有した分析によると、歴史的に見て、価格が継続的に下落している時期に大口投資家が売却ではなく買いに走ることは、重要な指標であることが指摘されている。同様の動きは、長期投資家が価格が魅力的な水準に達したと判断した過去の市場サイクルでも観察されている。
しかし、この分析会社は、現在のデータだけでは市場の底打ちを確認するには不十分だと強調した。CryptoQuantによると、大口投資家の買いは好材料と見なされるものの、ビットコイン、イーサリアム、XRPの価格は底打ちが確定する前にさらに下落する可能性があるという。したがって、投資家は短期的な価格変動に注意する必要がある。
専門家は、大口投資家による買い集めは、多くの場合、長期投資戦略の一環であると指摘している。大口投資家は市場の不安が高まる時期に低価格で買い付けることを好む一方、個人投資家は不確実性からより慎重な姿勢をとることが多い。これは、過去の市場サイクルの最終段階で何度も見られた共通の特徴である。
CryptoQuantは、弱気相場が最終局面に入りつつある兆候が見られる一方で、マクロ経済の動向と世界的な流動性状況が引き続き価格変動の決定的な要因となるだろうと指摘した。特に、中央銀行の金融政策、規制の動向、そして機関投資家の市場に対する姿勢は、暗号資産の方向性を左右する主要な要因である。
※これは投資アドバイスではありません。


