仮想通貨分析会社Glassnodeは、ビットコイン市場に関する最新のレポートの中で、価格が重要な節目を再テストしており、市場は「決定段階」に入ったと述べている。
Glassnodeの分析によると、ビットコインは78,100ドルを突破したことで、市場構造に大きな変化をもたらした。78,100ドルは長らく重要な基準点とみなされ、強気相場と弱気相場の境界線と見なされてきた水準である。
報告書によると、短期投資家の取得原価は80,100ドルで、この水準は現在強い抵抗線となっている。分析によれば、価格が80,000ドルに上昇すれば、最近購入した投資家の54%以上が利益を得ることになる。この水準は歴史的に見て、上昇トレンドが勢いを失い、売り圧力が強まるポイントとなっている。
Glassnodeのデータによると、短期投資家は1時間あたり最大440万ドルの利益を上げており、これは今年初めのピーク時の平均利益150万ドルの約3倍に相当する。この分析会社によれば、これは市場における警戒の必要性を示している。
一方、機関投資家の側では限定的な回復の兆しが見られる。ビットコインETFへの7日間平均の資金流入が再びプラスに転じたことは、長期間の資金流出の後、機関投資家の需要が徐々に回復していることを示している。
現物市場でも回復の兆しが見られる。累積取引量デルタはプラス圏に転じ、特に海外取引所では買い手がより積極的な動きを見せていると報じられている。一方、デリバティブ市場はより慎重な見通しを示している。永久資金調達金利が引き続きマイナスであることは、市場におけるショートポジションの比重が高まっていることを示唆している。しかし、現物需要が強まれば、この状況は上昇の「燃料」となる可能性もある。
ボラティリティの面では、依然として圧力が続いている。インプライド・ボラティリティと実現ボラティリティの両方が低い水準にとどまっていることは、オプション価格におけるプレミアムの消失を示しており、投資家がまだ明確な方向性を示していないことを示唆している。
Glassnodeによると、技術的な観点から見ると、8万ドルの水準は上昇局面における機械的な抵抗線として機能するが、価格が7万5000ドルまで下落した場合、下落が加速するリスクがあるという。
※これは投資アドバイスではありません。


