米国証券取引委員会(SEC)は、登録証券代行業者に関する数十年前の規制を現代化することを目的とした新たな規則改正案を発表した。この規則改正案は、証券の発行および株式譲渡における電子通信、デジタル記録システム、ブロックチェーン技術の利用を、既存の規則にさらに明確に反映させることを目指している。
米国証券取引委員会(SEC)は本日発表した声明の中で、証券代行機関が米国証券市場の清算・決済インフラにおいて極めて重要な役割を果たしていると指摘した。また、現行の証券代行機関関連法規の多くは1970年代後半から1980年代初頭に制定されたものであり、それ以降包括的な改正が行われていないと述べた。
米国証券取引委員会(SEC)によると、現在、証券代行業者は以前よりもはるかに多様なサービスを提供しているものの、現行の規制枠組みではこれらの活動すべてを十分に網羅できていない。今回の新たな提案は、連邦証券代行業者規則を現代化するとともに、米国証券市場および国内決済システムの安全かつ効率的な運営を継続的に確保することを目的としている。
SEC委員長のポール・S・アトキンス氏は、規制案が証券代行機関の現在の業務プロセスや運営をより適切に反映するものであると述べ、特にブロックチェーン技術に注目した。アトキンス氏は、この提案では、電子通信手段におけるブロックチェーンの利用、および証券の発行や株式譲渡に関連するブロックチェーンの利用を検討すると述べた。
SEC(米国証券取引委員会)の貿易市場部門ディレクター、ジェイミー・セルウェイ氏は、技術革新と競争の激しい市場環境に伴い、従来の規制を見直す必要があると述べた。セルウェイ氏は、今回の提案は、規制の枠組みを現代に適合させるためのSECの取り組みにおける重要な一環であると指摘した。
この新たな規制パッケージは、証券代行機関による電子記録管理および通信方法の普及、ならびに発行体、投資家、その他の市場仲介業者に提供する新たなサービスを考慮に入れている。SECは、この提案には既存の規則および様式の変更、1つの規制の廃止、および登録証券代行機関の業務を規定する新たな規則の導入が含まれていると述べた。
この提案はSECのウェブサイトに掲載されており、連邦官報にも掲載される予定です。一般からの意見募集期間は、連邦官報への掲載後60日間となります。
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