ビットコイン市場の変動性は近年で最も低い水準にまで低下しているものの、DeFi研究者のシャーロック氏は、過去の事例では現在の供給逼迫が強い価格変動を引き起こしたと指摘している。
シャーロック氏が共有したデータによると、ビットコインの14日間の取引レンジは、過去のデータの99.5%よりも狭い水準にまで縮小している。同氏は、過去に同様にボラティリティが圧縮された期間を19回特定しており、これらの期間すべてにおいて、ビットコイン価格はその後の45日間で少なくとも12.5%変動したと述べている。
過去の事例で見られた最大価格変動の中央値は21.5%、平均最大変動率は27.9%だった。
シャーロック氏によると、現在の価格下落は7月16日に始まり、当時のビットコイン価格は63,830ドルだった。過去の傾向が繰り返されるとすれば、ビットコインは8月30日までに71,809ドルまたは55,851ドルに達する可能性があり、これは約12.5%の値上がりとなる。
しかし、研究者は、このデータは値動きの方向を予測する上で明確な利点をもたらすものではないと注意を促した。過去に調査された19の調整期間のうち、ビットコインは9回で最初に上昇し、10回で下降した。
したがって、シャーロック氏は、現在のボラティリティの高まりは価格の大幅な変動の可能性を高めるが、過去のデータを用いてその変動の方向を確実に予測することはできないと述べた。
※これは投資アドバイスではありません。


