仮想通貨市場の著名な批判者であるピーター・シフ氏は、ドナルド・トランプ米大統領に関連付けられているミームコイン「TRUMP」と「MELANIA」について厳しい発言をした。
シフ氏は、これらのトークンは正当な投資手段というよりも「賄賂の道具」として機能しており、これらのプロジェクトの主な目的はドナルド・トランプ氏の注目と関心を引きつけることだったと主張した。
ポッドキャストのインタビューで、シフ氏は、トランプ氏とメラニア氏のトークンを購入した投資家の大部分が損失を出したと主張した。同氏によれば、これらのミームコインは、市場価値を生み出すことよりも、政治的な影響力や人脈を獲得することを目的としているという。
シフ氏は特に、トランプ氏がホワイトハウスでミームコインの主要投資家向けイベントを開催したことを、これらのトークンが間接的な「利益獲得」手段として利用されている強い証拠だと解釈した。
仮想通貨反対の立場をとることで知られるシフ氏は、このプロセスで真の利益を得たのはトランプ一家だと主張した。同アナリストによると、トークン販売による収益はトランプ氏の側近に流れた一方で、このプロジェクトに投資した一般投資家のかなりの部分が大きな損失を被ったという。
一方、トランプ氏の財務諸表に基づいた過去の報道では、トランプ氏がTRUMPトークンやワールド・リバティ・フィナンシャル(WLFI)などの様々な暗号資産の売却で10億ドル以上を稼いだと報じられていた。こうした主張は、トランプ氏に関連する暗号資産プロジェクトの政治的・倫理的な側面に関する議論をさらに激化させた。
シフ氏の発言は、ミームコイン市場の投機的な性質や、政治家と関連のある仮想通貨プロジェクトに伴うリスクについての議論を再燃させた。専門家は、こうしたトークンへの投資家は、価格変動だけでなく、プロジェクトの構造、トークンエコノミクス、潜在的な利益相反にも注意を払うべきだと強調している。
※これは投資アドバイスではありません。


