仮想通貨業界の第一人者であるジェド・マカレブ氏が、汎用人工知能(AGI)開発分野における注目すべき投資計画を発表した。
マッケイレブ氏は、自身が保有する約39億ドルの仮想通貨資産のうち10億ドルを、人間の脳の働きに基づいた汎用人工知能(AGI)システムの開発に投じる計画だ。この投資は、マッケイレブ氏が設立したアステラ研究所を通じて行われる。
この取り組みは人工知能だけに留まらない。マカレブ氏は神経科学分野の研究支援のためにさらに6億ドルを拠出することを表明した。この動きは、生物の知能をより深く理解することを目指し、汎用人工知能(AGI)開発への学際的なアプローチを示している。
エメリービルに拠点を置くアステラ研究所は、まず脳コンピューターインターフェース技術を用いて、マウスが特定の作業を行っている際の神経活動パターンを記録する計画だ。得られたデータは、次世代人工知能アーキテクチャへと変換される。後の段階では、実験対象をサルや人間にも拡大する予定だ。
マッケイレブ氏は、現在の多くのAIシステムが依拠しているトランスフォーマーアーキテクチャには、計画、意思決定、動機付けといった重要な要素が欠けていると主張する。そのため、より生物学的なアプローチを模索することを提案し、人間の脳にヒントを得たAIシステムは、より理解しやすく、より制御された方法で開発できると論じている。
※これは投資アドバイスではありません。


