アジアの国、フィリピンで仮想通貨取引所に対する大規模な取り締まりが始まりました。フィリピンは、Coinbase、Gemini、その他48の取引所を違法に運営しているとして、取引をブロックしました。
地元通信社マニラ・ブレティンによると、フィリピン国家電気通信委員会（NTC）は12月22日付けで、コインベースやジェミニを含む50の未登録仮想資産サービスプロバイダー（VASP）へのアクセスをブロックした。
このブロック措置はフィリピン中央銀行（BSP）の要請により実行された。
NTCは発表の中で、今回の措置はBSPによるデジタル資産および金融サービス取引事業者に対する登録要件の強化に向けた取り組みの一環であると述べた。NTCは、関連する仮想通貨取引サイトへのアクセスを遮断することで、未登録のプラットフォームが運営を継続し、一般市民を金融リスクにさらすことを防ぐことを目指していると説明した。
NTCはまた、国内で合法的に事業を営むためには中央銀行の登録要件を遵守する必要があることをすべての金融サービス提供者に対して注意喚起した。
Binanceもブロックされました！
今回のブロックは、フィリピンが2024年初頭にBinanceをブロックしたのと同様の動きに続くものである。
フィリピンは最近、CoinbaseとGeminiをブロックしたが、同国は過去にも無認可の暗号通貨取引所に対して同様の措置を講じている。
この時点で、フィリピンは2023年12月、Binanceに対し、仮想通貨取引プラットフォームの禁止措置を実施する前に、現地の規制を遵守するための90日間の猶予を与えました。フィリピン証券取引委員会（SEC）は、この期間はフィリピン国民がBinanceから資金を引き出すことを可能にするために設定されたと述べました。期間満了後の2024年3月25日、NTCは現地のインターネットサービスプロバイダーに対し、Binanceのブロックを命じました。約1か月後、フィリピンSECはAppleとGoogleに対し、Binanceのアプリをアプリストアからブロックするよう命じました。
※これは投資アドバイスではありません。
