バークレイズは、FRBが2026年に金利を引き下げるだろうとの予想を維持した。
バークレイズの米国エコノミストが発表したレポートによると、FRBは2026年に3月と6月にそれぞれ25ベーシスポイントの利下げを2回実施すると予想されている。バークレイズは、このベースラインシナリオと比較して、利下げが遅れるリスクは高いと主張した。
報告書は、FRBの12月の金融政策決定会合の議事録がこの予想と一致しており、1月の会合でも金利は据え置かれる可能性が高いと指摘した。エコノミストらは、「連邦公開市場委員会(FOMC)は最近の利下げの影響を評価する時間が必要だ」とコメントした。
一方、ムーディーズ・アナリティクスのチーフエコノミスト、マーク・ザンディ氏は、労働市場の弱さ、インフレの不確実性、政治的圧力により、FRBは2026年初頭にさらに積極的な利下げ路線に向かうと主張している。ザンディ氏によると、FRBは今年前半までに25ベーシスポイントの利下げを3回実施する可能性があるという。
ザンディ氏は2026年の見通しの中で、「更なる金融緩和の主因は、特に2026年初頭の雇用市場の低迷だ」と述べた。貿易政策と移民政策の変動が企業の採用決定を遅らせており、こうした不確実性が解消されるまで雇用の伸びは不十分なままだと指摘した。さらに、失業率が上昇し続ければ、FRBは利下げに踏み切る可能性が高いと付け加えた。
しかし、市場の予想はより緩やかな緩和を示唆している。CME FedWatchのデータによると、市場は2回の利下げを織り込んでおり、1回目は早ければ4月、2回目は9月頃と予想されている。
FRB当局者の個々の予想を反映した予測では、2026年を通じて利下げは1回のみとなる可能性が示唆されている。12月の会合の議事録では、この利下げは辛うじて回避され、さらなる緩和はゆっくりとしたペースで行われる可能性があることが明らかになった。
※これは投資アドバイスではありません。


