ドナルド・トランプ大統領のFrb政策は裏目に出た可能性も!専門家が今後の展開を予測!

米国司法省(DOJ)が連邦準備制度理事会議長ジェローム・パウエル氏に対する捜査を開始したことを受けて、市場の動向はドナルド・トランプ大統領の予想に反して変化した。

市場予想によると、パウエル議長が5月の任期満了後もFRB議長に留任し、2028年まで務める可能性が高まっている。一方、FRB議長選ではよりタカ派的な候補と目されるケビン・ワーシュ氏が、トランプ大統領に近いことで知られるケビン・ハセット氏を追い抜きつつある。こうした動きは、トランプ大統領とFRBの権力闘争が年内を通して続く可能性を示唆している。

予測プラットフォーム「ポリマーケット」のデータによると、パウエル議長が1月11日にビデオで質問に答えて以来、退任の可能性は大幅に低下した。月初には、5月30日までにパウエル議長がFRBを退任する確率は74%とされていたが、現在は45%に低下している。年末までに退任する確率も85%から62%に低下している。

市場はパウエル議長の後継者に関する見通しも修正している。司法省による捜査の報道を受けて、ポリマーケットのウォーシュ氏への支持は、FRB議長選でハセット氏を上回り始めた。ウォーシュ氏は、金融政策においてより強硬な姿勢を取る可能性のある「タカ派」候補として浮上しつつある。

政策アナリストのダン・クリフトン氏は、トランプ大統領とパウエル議長の間で昨年夏以来、非公式な合意があったと述べた。この合意によれば、パウエル議長が5月の任期満了時に退任することに同意した場合、トランプ大統領はFRB本部の数十億ドル規模の改修プロジェクトに対する批判をエスカレートさせないだろう。トランプ大統領は以前、このプロジェクトを厳しく批判していたが、昨年後半にはFRBへの批判を幾分和らげていた。

クリフトン氏によると、先週日曜日にこの「レッドライン」を越えたことで、パウエル氏がFRBの理事として留任する可能性が高まったという。同アナリストは、パウエル氏に対する個人攻撃を続けることは、長期的には無駄になる可能性が高いと指摘した。

※これは投資アドバイスではありません。