米国における仮想通貨規制を目的とした最も重要な法案の一つである「クラリティ法案」の成立に向けた動きが勢いを増している。
ステーブルコインが利息やそれに類するリターンを提供すべきかどうかは、これまで法案成立を阻む最大の障害であり、従来の銀行業界と仮想通貨業界との間の最大の意見の相違点となっている。
ステーブルコインの利払いに関する妥協案が最近ある程度進展したものの、銀行業界はそれでもまだ不十分だと主張している。
ステーブルコインの利回りに続き、「倫理条項」を求める声が2番目に重要な要素として浮上している。一部の民主党議員は、ドナルド・トランプ大統領と彼の家族が経営する仮想通貨事業との関連性を疑問視し、利益相反を防ぐための規制を求めている。
この時点で、倫理原則を重んじる民主党員は、倫理的な懸念から、透明性法としても知られる「クラリティ法」への支持を撤回する可能性がある。
Politicoが3つの情報源を引用して伝えたところによると、米上院民主党は、CLARITY法案に仮想通貨に関する公務員向けの倫理ガイドラインが含まれていない場合、同法案への支持を撤回することを検討しているという。
争点の核心は、これらの規則が上院銀行委員会の採決で追加されるかどうかである。
共和党は、この問題は委員会の管轄外であると主張し、規則は総会段階で追加されるべきだと提案している。民主党はこの見解を拒否している。
民主党側で倫理規定に関する交渉を主導したアリゾナ州選出のルーベン・ガレゴ上院議員は、これらの規則は法案が委員会段階にあるうちに盛り込まれるべきだったと述べたと報じられている。
こうした倫理ガイドラインを求める圧力は、トランプ一家の仮想通貨事業に対する懸念から生じていると言われており、業界関係者は、この法案が来週も引き続き審議されると予想している。
その結果、CLARITY法案をめぐる不確実性は依然として残るものの、ホワイトハウス顧問のパトリック・ウィット氏は、議会は7月初旬に同法案を可決することを目指していると述べた。
ウィット氏の計画では、6月に上院で本会議採決を行い、独立記念日前に下院で最終採決を行う予定だ。ウィット氏は、スケジュールはタイトだが、目標は十分に達成可能であり、建国250周年にとって意義深い贈り物になると述べている。
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