TelegramとTONのエコシステム内で、注目すべきブランド変更が行われた。TelegramのCEOであるパベル・ドゥロフ氏は、TONブロックチェーンのネイティブ暗号通貨であるToncoinの名称を「Gram」に戻すと発表した。
ドゥロフ氏は、グラムはTONの最初のホワイトペーパーに記載されていた当初の通貨名であり、プロジェクトは原点回帰を果たし、新時代の幕開けを象徴するものだと述べ、また、リブランディングには約3週間かかる見込みだと付け加えた。
発表によると、変更されるのは仮想通貨の名前とティッカーシンボルのみ。TONブロックチェーン名は変更されず、ユーザー残高、ウォレットアドレス、NFT、ステーキングポジション、DeFi資産、スマートコントラクトなどの技術的な変更は一切行われない。また、新たな取り決めでは、ToncoinのティッカーシンボルをTONからGRAMに変更する予定だ。
ドゥロフ氏はまた、TONは世界で最も分散化されたブロックチェーンネットワークの一つであると主張し、Telegramがネットワーク上で最大のバリデーターになったことで、主要な取引所やカストディアンサービスプロバイダーが中央集権化のリスクを高めることなくTONをステーキングできるようになったと指摘した。
一方、Telegramが提案したブランド変更案は、コミュニティ内で様々な反応を引き起こしている。ユーザーにとって技術的には何ら変化をもたらさないこの措置は、単なる名称変更に過ぎないという意見がある一方で、Telegramが直接支持する提案はTONエコシステム内で概して強い支持を得ていると指摘する声もある。そのため、Gramブランドへの回帰は、今後発表される可能性のあるより広範な計画の第一歩であると考えられている。

※これは投資アドバイスではありません。


