周知のとおり、ドナルド・トランプ米大統領は、5月に任期満了を迎えるFRB議長ジェローム・パウエル氏の後任としてケビン・ウォーシュ氏を指名すると発表した。
市場はケビン・ウォーシュがより引き締め的な金融政策を実施すると予想していたが、経済学者のロビン・ブルックスは反対の予測をした。
Coindeskによると、経済学者のロビン・ブルックス氏は、トランプ大統領がFRB議長に指名したケビン・ウォーシュ氏が中間選挙前に金利を100ベーシスポイント引き下げると主張している。
この見解は、ウォーシュ氏のタカ派的な姿勢や、金利上昇につながる可能性に対する市場の懸念と矛盾している。
ブルックス氏は最新の分析で、ウォーシュ氏の就任後、6月、7月、9月、10月の4回の会合で100ベーシスポイントの金利引き下げが行われると予想していると述べた。
ブルックス氏の最新予測によれば、FRBの借入金利は11月の中間選挙前に現在の3.5%~3.75%の範囲から2.5%~2.75%に低下する可能性がある。
ブルックス氏による積極的な利下げ予測は、ビットコインをはじめとする仮想通貨市場全体の強気トレンドを再び活性化させる可能性がある。しかし、先週木曜日にウォーシュ氏の指名が発表されて以来、ビットコインと仮想通貨の反応は、ウォーシュ氏が利下げをどのように捉えるかという大きな懸念を引き起こしている。
ビットコインは木曜日の84,500ドルから週末にかけて75,000ドルを下回るまで下落した。この時点で、FRBのタカ派化への懸念とワシントンの姿勢が、リスク回避の傾向を強めた。
しかし、ブルックス氏はこう述べた。「先週の発言を受けて、多くの人がウォーシュ氏がタカ派的な姿勢を取るだろうという印象を受けた。しかし、彼にはそれはできないし、するつもりもない。実際、ウォーシュ氏にとって最大の悪夢は、パウエル氏の場合と同じように、トランプ氏が彼に背を向けることだろう。」
※これは投資アドバイスではありません。