仮想通貨市場の分析で知られる投資会社NYDIGは、ビットコイン(BTC)の現在の価格変動は過去の弱気相場と類似点があると指摘する注目すべき評価を発表した。
同社によると、2025年から2026年にかけての調整期間は、2014年、2018年、2022年に見られた典型的な4年周期とますます類似しているという。この過去のパターンが繰り返されるとすれば、ビットコインは今年、3万8000ドルから3万9000ドルの範囲で底を打つと予測される。
NYDIGの分析によると、ビットコインは2025年10月に史上最高値の約12万6000ドルを記録して以来、価値の約50%を失っている。この下落は、過去の市場サイクルで見られた急激な調整と類似点がある。同社は、下落の規模と期間の両方が、過去の弱気相場のデータとほぼ一致していると指摘している。
報告書によると、ビットコインは2026年を通して、仮想通貨だけでなく従来の金融商品に対してもパフォーマンスが劣ると予測されている。米国債、銀、スイスフランといった安全資産は、年初からビットコインを上回るパフォーマンスを示している。これは、世界市場の不確実性の高まりと投資家のリスク選好度の低下に起因するとされている。
しかし、NYDIGは、過去のサイクルが必ずしも将来を反映するとは限らないことも強調している。アナリストらは、過去の市場動向は重要な参考情報となるものの、機関投資家の関心の高まり、現物ビットコインETF、マクロ経済の動向、規制変更といった新たな要因によって、現在のサイクルは過去のサイクルとは異なるものになる可能性があると指摘している。
※これは投資アドバイスではありません。


