ドナルド・トランプ米大統領は、中東情勢の緊張とイランとの交渉に関して、楽観的なメッセージと慎重なメッセージの両方を表明した。
トランプ大統領は、イランとの協議で「大きな進展」があったと述べ、今週末にも両者が再び会談する可能性があり、合意に至る可能性は「非常に高い」と付け加えた。また、イランはこれまで拒否していた措置の一部を受け入れる姿勢を示しており、核兵器を保有しないという強い約束をしたとも述べた。
トランプ氏は、合意が成立すればイランが少なくとも20年間は核兵器を保有しないことが保証されると主張したが、合意に至らなければ紛争が再開する可能性があると警告した。ホルムズ海峡については、米国は強力な支配権を維持しており、同地域の情勢は極めて重要だと述べた。停戦については、延長が必要かどうかは不明だとし、協議の進捗状況に基づいて決定すると付け加えた。
一方、ベンヤミン・ネタニヤフ首相率いるイスラエル側からも重要な声明が出された。ネタニヤフ首相は、イスラエルの根本的な要求はレバノンにおけるヒズボラの完全解体であると述べた。これに対しトランプ大統領は、イスラエルとレバノンの停戦にはヒズボラも含まれると述べた。
イスラエルの報道によると、ネタニヤフ首相は米国の要請を受け、レバノンのヒズボラとの10日間の停戦に合意した。しかし、イスラエルはレバノン南部から撤退せず、同地域における現在の軍事プレゼンスを維持すると報じられている。イスラエル政府はこの地域を「安全保障上の緩衝地帯」と位置づけ、停戦合意は潜在的な脅威に対する軍事介入を可能にするものだと主張している。
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