ロシア中央銀行は、デジタル資産市場に関する新たな規制計画の一環として、当初は非専門投資家がアクセスできる仮想通貨をビットコイン、イーサリアム、USDTに限定する予定である。
ロシア中央銀行の第一副総裁であるウラジーミル・チスチュヒン氏は、この規制の施行により、個人投資家は流動性が最も高い3つのデジタル資産のみにアクセス可能となり、短期的にはリストを拡大する予定はないと述べた。
チスチュヒン氏は、ロシア中央銀行は依然として仮想通貨を高リスクかつ高変動性の投資手段とみなしており、非専門家投資家を仮想資産に誘導することは優先事項ではないと述べた。同氏は、当初はビットコイン、イーサリアム、USDTのみが規制基準を満たしており、市場の動向に応じて今後さらに評価を行う可能性があると付け加えた。
ロシアで以前から議論されてきたローカルステーブルコインプロジェクトも、規制当局の監視対象となっていると述べられた。チスチュヒン氏は、一部の企業が国際決済に利用できるトークンの発行を開始しているものの、これらの資産が広く普及し、その有効性が明らかになるまでは、投資家のアクセスは検討されていないと述べた。しかしながら、同氏は将来的にローカルステーブルコインが検討される可能性を示唆した。
中央銀行当局者は、USDTのようなステーブルコインがもたらすリスクにも注意を促した。チスチュキン氏は、ステーブルコインの発行者にはウォレットを凍結したりトークンを無効化したりする権限があると指摘し、投資家はこうした資産が凍結されるリスクに直面する可能性があると付け加えた。そのため、中央銀行は仮想通貨リストの拡大やステーブルコインの購入限度額の引き上げに関する提案を支持しないと述べた。
一方、ロシアは、個人投資家が単一の証券会社または仮想通貨サービスプロバイダーを通じて行うことができる仮想通貨購入額に、年間約4,100ドルの上限を設けることを検討していると報じられている。
※これは投資アドバイスではありません。


