仮想通貨市場において、XRPの供給量とデリバティブデータには顕著な乖離が見られる。
CryptoQuantのアナリスト、アムル・タハ氏が共有した最新データによると、最大手の仮想通貨取引所の一つであるバイナンスにおけるXRPの供給量は減少を続けているものの、高レバレッジ取引を行う投資家は市場に力強く復帰していないようだ。
分析によると、バイナンスにおけるXRPの純流出額は、2025年8月中旬の約-104億ドルから現在-112億3000万ドルに減少している。この減少は、投資家が引き続き取引所からXRPを引き揚げており、取引所の供給量が徐々に減少していることを示している。言い換えれば、販売可能なXRPの量が徐々に減少しているということである。
一方、デリバティブ市場のデータは異なる様相を示している。バイナンスにおけるXRPの未決済ポジションの規模は、2026年2月中旬以降、2億ドル強にとどまっている。これは、市場では投機的な動きが続いているものの、レバレッジ取引への強い需要はまだ顕在化していないことを示唆している。
アナリストによると、このデータセットはXRPの注目すべき市場構造を示している。一方では、取引所における供給量の減少は価格上昇圧力となる可能性のある要因と考えられているが、他方では、デリバティブ投資家の慎重な姿勢は、この潜在的な動きがまだ強い勢いを得ていないことを示唆している。
※これは投資アドバイスではありません。


