スコット・ベセント米財務長官は、米国が下落するビットコインを救済するかどうかという質問に答えた。

スコット・ベセント米財務長官は下院での演説で、強いドル政策に対する米国のコミットメントを改めて強調した。

「財務省にはビットコインを購入する権限はない」

ベセント氏はまた、米国政府がビットコイン価格下落に対する救済策を実施できるかどうかという質問に対し、財務省には納税者の資金でビットコインを購入する権限はないと明言した。セッションでは、金融政策の独立性、仮想通貨規制、住宅市場といった話題が取り上げられ、時折白熱した議論が交わされた。

ベッセント議長は、「我々は常に強いドル政策を支持してきた」と述べ、ドルが世界の準備通貨としての地位を維持することを改めて表明した。この発言後、ドル指数に大きな変化は見られなかった。また、議長はFRBの独立性を支持するとしながらも、「説明責任」も重要だと付け加えた。政策上の意見の相違を理由に議長がFRB職員を解任することに明確な線引きをするかとの質問に対し、ベッセント議長は自身は弁護士ではないため、政権はそのような問題については米国最高裁判所の判断を待つべきだと述べた。

会議の冒頭は非常に緊迫した雰囲気に包まれた。委員会で最有力候補の民主党員、マキシン・ウォーターズ氏は、ある時点でベセント氏に「黙れ」と命じた。ニューヨーク州選出の民主党員、グレゴリー・ミークス氏は、ベセント氏がドナルド・トランプ大統領の「手先」のように振舞っていると非難した。しかしベセント氏は、「ウォール街とメインストリートが共に成長するパラレルプロスペクト」というビジョンに基づくトランプ政権の成長重視政策を擁護した。また、過去の規制措置の一部を「危機予防というよりはむしろ反射的な規制」と評した。

仮想通貨をめぐっては、注目すべき議論が交わされた。一部の共和党議員が、米国は金準備の一部を売却してビットコインを購入すべきだとの見解を示したことを受け、財務省に「ビットコインを救済する」能力があるのかどうかという疑問が提起された。ベッセント氏は、財務省には税収でビットコインを購入する権限はないと明言した。しかし、バイデン政権の仮想通貨政策を「破壊」と批判した。

※これは投資アドバイスではありません。