米国で取引されている現物ビットコインETFは、今週、強い資金流出圧力に直面した。現物ビットコインETFからの純流出額は約12億6000万ドルに達し、1月末以来最大の週間流出額となった。また、これらのファンドは6営業日連続で純流出を記録した。
データによると、月曜日だけで約6億4900万ドルが現物ビットコインETFから流出した。週後半には流出ペースはやや鈍化したものの、ファンドからの資金流出は全体的に継続した。市場アナリストは、米国債利回りの上昇、ドル指数の上昇、地政学的緊張などが、投資家がリスク資産から資金を引き揚げる要因となっていると指摘した。
現物イーサリアムETFでも同様の傾向が見られた。イーサリアムETFは10営業日連続で純流出を記録し、これは2025年3月以来最長の流出期間となった。週間の流出総額は約2億1600万ドルと報告されている。
一方、ブラックロックが運用するiShares Bitcoin Trust(IBIT)は、約611億ドルの資産を運用し続けている。しかし、運用開始以来累計で約37億ドルの資金流入を記録しているにもかかわらず、最近の市場変動によりファンドの規模はマイナスの影響を受けているとされている。
ETF取引日の終値時点で、ビットコインは約77,500ドルで取引されていた一方、イーサリアムは2,130ドル前後の狭いレンジで推移を続けていた。
短期的な資金流出があったにもかかわらず、現物ビットコインETFは、上場以来、総額約571億ドルの純資金流入を実現している。これらのファンドの運用資産総額は約989億ドルとなっている。
※これは投資アドバイスではありません。