仮想通貨市場におけるハッキング事件の増加に伴い、盗まれた資金は数十億ドルに達している。
バイナンス・リサーチのアナリストは最新のレポートで、ブロックチェーン上の不正資金の総額が750億ドルを超えたと報告している。
違法な仮想通貨取引の量は総取引量の1%未満に過ぎないものの、オンチェーンに蓄積された不正資金の総額は750億ドルを超えている。
バイナンス・リサーチによると、これらの資金は2016年以降毎年増加しており、2025年には前年比28%の成長が見込まれている。
バイナンスのアナリストによると、不正資金はKYT(Know Your Transaction)の段階で検出されたものの、KYC(Know Your Customer)の段階で現金への換金が阻止されたという。アナリストによれば、これらの資金の80%以上は出所を隠すために複数のウォレットアドレスに分散されていたが、ブロックチェーンの記録機能により、これらの資産を段階的に追跡することが可能だった。
報告書はまた、ステーブルコインの発行者は資金を凍結することができ、法執行機関は資金を直接押収できると述べている。
バイナンス・リサーチは最近、取引を匿名化するために設計されたツールである最大規模のミキサーでさえ、1日の取引処理能力は約1000万ドルであり、10億ドルを資金洗浄するには100日以上かかるだろうと付け加えた。
※これは投資アドバイスではありません。