世界的な金融大手スタンダードチャータード銀行とデジタル資産運用会社のグレースケールは、分散型金融(DeFi)分野における主要な融資プロトコルの1つであるAave(AAVE)が、長期的に大きな成長の可能性を秘めていることを発表した。
両機関が発表した評価によると、DeFiエコシステムに対する機関投資家の関心は高まり続けている。
スタンダードチャータード銀行のアナリストは、Aaveの株価が2030年末までに3,500ドルに達する可能性があると予測している。同行によると、この上昇の主な原動力は、従来の金融資産をブロックチェーン上で表現することを可能にするトークン化プロセスの加速にあるという。
同組織は、DeFiエコシステムにおけるトークン化された資産の量が今後数年間で約37倍に増加すると予測している。この成長は、Aaveのような融資や信用インフラを提供するプロトコルの利用を大幅に促進する可能性がある。
一方、グレースケールは分析の中で、Aaveを現在の評価額と比較して過小評価されているプロジェクトの一つとして挙げた。同社はAaveの今後12ヶ月間の目標株価を179ドルに設定し、市場環境が好転すれば271ドルまで上昇する可能性があるとしている。
グレースケールはまた、米国で提案されている規制措置である「デジタルトークンの明確化法」(CLA)がAaveにとって大きな起爆剤となる可能性があると指摘した。この規制によってデジタル資産を取り巻く法的不確実性が軽減されれば、DeFiプロジェクトに対する投資家の信頼が高まる可能性があると考えられている。
専門家によると、企業金融機関がAaveのようなDeFiプロトコルに対して肯定的な見方を示していることは、分散型金融セクターの長期的な成長可能性に対する信頼を反映しているという。
※これは投資アドバイスではありません。