ドナルド・トランプ米大統領によるFRB議長に関する最近の発言はビットコインの上昇の勢いを弱め、市場では2026年の利下げ期待の再評価につながった。
2026年初頭にビットコインの価格が10万ドルの水準に近づくと、FRB議長の選出に関するトランプ大統領の発言は投資家の間では潜在的な「価格の転換点」と見なされた。
ロイター通信によると、トランプ大統領はホワイトハウスで演説し、ケビン・ハセット経済顧問が現連邦準備制度理事会(FRB)議長のジェローム・パウエル氏の後任になるとの見方にもかかわらず、同氏が現職に留任することが望ましいと述べた。トランプ大統領は、そのような人事は「深刻な懸念を生む」と述べた。この発言により、ハセット氏がFRB議長に就任するという市場の憶測は急速に後退した。
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市場アナリストは、ハセット氏は比較的「ハト派」な候補者と見られており、FRB議長に就任すれば2026年の利下げ期待が高まり、ビットコインをはじめとするリスク資産の追い風となる可能性があると指摘している。一方、ウォーシュ氏のより「タカ派」な姿勢は、高金利環境が長期化するとの見方を高め、暗号資産への短期的な圧力となる可能性がある。
ウォーシュ氏の過去の仮想通貨企業への投資や、機関投資家向け仮想通貨銀行アンカレッジにおけるアドバイザーとしての役割は注目に値するが、アナリストはハセット氏と比較して、ウォーシュ氏の金融政策アプローチがより引き締め的であると指摘している。ナンセンの主任調査アナリストであるオーレリー・バーテール氏は、ハセット氏は当初、仮想通貨市場に対してより好意的な姿勢をとっていたと指摘している。
※これは投資アドバイスではありません。


