仮想通貨業界で物議を醸す人物であるカルダノの創設者、チャールズ・ホスキンソン氏は、ビットコインの匿名創設者であるサトシ・ナカモトの正体を明かすことは、ビットコインのプロトコルにとって深刻な脅威となるだろうと述べた。
ホスキンソン氏は生放送で、ビットコインの最大の強みは「創設者が不明であることだ」と主張した。「ビットコインに創設者がいないのは非常に良いことだ」と述べたホスキンソン氏は、さらにこう続けた。
「創始者が特定されるとすぐに、その人物への攻撃に人生を捧げる大勢のグループが現れる。もしその人物、アダム・バックのような『白人男性』であれば、『覚醒』運動全体が動き出し、『家父長制が再び姿を現した』と言う。サトシがやった最も素晴らしいことは、プロジェクトを立ち上げた後、表舞台から身を引いたことだった。」
ホスキンソン氏はまた、仮想通貨の創始者たちがサトシの「匿名性という贅沢」を羨んでいたことを認めた。自身のプロジェクトであるカルダノを例に挙げ、ホスキンソン氏は「人々がカルダノを嫌うのは、私が嫌われているからだ。しかし、カルダノはプロトコルであり、何千人もの人々がそれに取り組み、コードを記述し、開発してきた。カルダノはチャールズ・ホスキンソン個人ではない」と述べた。
ホスキンソン氏は、サトシはこの戦略を非常に早い段階で認識し、ビットコインの価格が上昇するにつれて意図的に表舞台から身を引いたと述べた。匿名性がビットコインにもたらした「神秘的なオーラ」は、創設者の身元が明らかになれば消えてしまうと主張し、ホスキンソン氏は次のような警告を発した。
「サトシの正体を明かすことは、ビットコインにとって何の利益にもならない。それどころか、プロトコルの信頼性を著しく損なうことになるだろう。」
※これは投資アドバイスではありません。