ブルームバーグのアナリスト、マクグローン氏は、ビットコインが1万ドルに達すると予想しており、「特定の条件下では安定する可能性がある」と述べている。

ブルームバーグのシニア商品ストラテジスト、マイク・マクグローン氏は、ビットコインおよび仮想通貨市場全般に関する注目すべき評価を共有した。

マクグローン氏は、現在のマクロ経済状況がリスク資産に圧力をかけており、ビットコイン価格が長期的に1万ドルまで下落するシナリオがますます議論されるようになっていると述べた。

「ビットコインが安定するのは、米国株が堅調に推移した場合に限られる。」

マクグローン氏によると、特に米国株式市場の回復力がこのシナリオにおいて重要な役割を果たすという。同ストラテジストは、数百万もの暗号資産の中でビットコインは特定の条件下では安定する可能性があるものの、それは株式市場が堅調に推移することを前提としている。しかし、金や原油といった商品のリスク指標が上昇しているにもかかわらず、米国株式市場のボラティリティが低いのは「歴史上稀な現象」だと指摘した。

一方、マクグローン氏は現在の市場動向を2008年の世界金融危機に至るまでの過程と比較した。原油価格の高騰が歴史的に景気後退の引き金となってきたことを指摘し、同様のパターンが再び現れる可能性があると述べた。さらに、エネルギー市場の動向は世界経済の見通しにとって極めて重要であると付け加えた。

マクグローン氏はまた、2026年の「正常化」に関する自身の見通しも明らかにした。同アナリストによると、考えられるシナリオとしては、WTI原油価格が1バレル40ドル、銅価格が4ドル、米国債利回りが4%、金価格が4,000ドル、銀価格が50ドルに達するというものがある。

マクグローン氏は暗号資産市場に関する評価の中で、マイケル・セイラー氏の過去の発言「我々は失う余裕のない資金でビットコインを購入する」にも言及し、こうしたアプローチは過剰なリスク選好の時期を反映していると指摘した。さらにマクグローン氏は、マイクロストラテジー社はビットコイン投資においてこの分野のパイオニアであると付け加えた。

※これは投資アドバイスではありません。