ビットコイン(BTC)は8日間連続で上昇し、7万6000ドル付近まで急騰したことで、仮想通貨市場に興奮と同時に慎重な期待が広がっている。
歴史上わずか15回しか起こっていないこの稀な上昇トレンドは、専門家の間で「これは強気相場の継続なのか、それとも急激な調整が迫っているのか?」という議論を巻き起こしている。番組「The Wolf Of All Streets」で共演したジェームズ・バターフィル、アンドリュー・パリッシュ、ティルマン・ホロウェイは、現在の市場の状況を分析した。
CoinSharesのリサーチディレクター、ジェームズ・バターフィル氏は、市場のテクニカルデータに注目しつつ、慎重ながらも楽観的な見方を示した。同氏は、現在の価格上昇の一部は「ショートスクイーズ」によるものであり、この上昇が持続可能かどうか疑問を呈した。また、過去3週間で30億ドルの資金流入があったことを指摘し、機関投資家が「餌狩り」を始めたことを示していると述べた。さらに、10月以降、1万BTC以上を保有するウォレットから370億ドルの資金が流出しており、この売り圧力が価格を押し下げ続ける可能性があると主張した。
アンドリュー・パリッシュ氏は、市場における流動性の流れが変化し、新たなトレンドが出現していると指摘した。同氏によれば、石油のトークン化とHyperliquidのようなプラットフォーム上での取引は大きな注目を集めており、石油取引量は24時間で13億ドルに達したという。
彼は、石油のようなトークン化された資産が高い収益をもたらす場合、ビットコインや他の仮想通貨市場から流動性を奪う可能性があると述べた。
ティルマン・ホロウェイ氏は、ビットコインネットワークのセキュリティとマイニング分野における戦略的変革に焦点を当てた。ビットコインマイナーの収益モデルが急速に変化していることを指摘し、ホロウェイ氏はジェームズ・バターフィル氏の協力を得て、マイナーは今年末までに収入の70%を人工知能(AI)データセンターから得るようになるだろうと予測した。
専門家らは、ビットコインは6万ドルから7万ドルのレンジで強い支持を得ているものの、マクロ経済要因や大規模な売り浴びせの影響で、しばらくの間は横ばい状態が続く可能性があるという点で意見が一致している。
※これは投資アドバイスではありません。