世界市場における地政学的緊張と株価の記録的な高騰の中、著名投資家のキャシー・ウッド氏が、仮想通貨市場の現状とマクロ経済の見通しについて見解を述べた。
ウッド氏は、ビットコインと金の相関関係から連邦準備制度理事会(FRB)の金利政策に至るまで、多くの重要なテーマについて重要な評価を行った。
ウッド氏は、ビットコインと金の関係についてよくある誤解を指摘した。2019年以降の分析では、両資産の相関関係はわずか0.14であることが示されていると述べ、過去のサイクルでは金がビットコインよりも先に上昇しており、現在も同様のプロセスが進行していると指摘した。
ビットコインが弱気相場と呼ばれる局面を迎えているにもかかわらず、ウッド氏は、過去の85~95%の損失に比べれば50%の下落は「勝利」だと述べ、ビットコインに関する自身の長期目標を改めて表明した。
- 2030年基準シナリオ:73万ドル
- 2030年牡牛座シナリオ:150万ドル
経済界の一般的な見方とは異なり、ウッド氏はインフレ率が予想を大きく下回る水準にとどまると予測している。特に人工知能(AI)などの技術革新によってコストが急速に削減されていることを指摘し、同CEOは「今後、大きなデフレの波が押し寄せるだろう」と述べた。
ウッド氏は、市場における「タカ派的なFRB」という認識に対し、フェデラルファンド金利が実際には175ベーシスポイント低下したことを指摘し、FRBは密かに金融緩和プロセスに入っていたと主張した。
ブロックチェーンベースのインフレ測定システムであるTrueflationのデータを引用し、ウッド氏はコアインフレ率が約1.3%まで低下したと予測しており、これによりFRBはさらなる利下げを実施せざるを得なくなるだろうと述べている。
※これは投資アドバイスではありません。