数ヶ月にわたり米国と戦争状態にあるイランでは、仮想通貨への関心が非常に高い。最近のデータもこれを裏付けている。
報道によると、イラン最大の仮想通貨取引所であるノビテックスは、過去数年間でトロン(TRX)とBNBチェーンを通じて少なくとも23億ドル相当の取引を処理した。
ロイター通信によると、オンチェーン分析会社Arkhamのデータに基づき、Novitexは2023年以降、Tronネットワーク上で約20億ドル、BNBチェーン上で少なくとも3億1700万ドルの取引を処理したと報じられている。
報告書によると、ノビテックスは米国とイスラエルがイランと軍事衝突を起こした後も、両ネットワーク間で資金の送金を継続していたという。実際、昨年2月以降、BNBチェーン上で約2260万ドル相当、トロン上で約55万ドル相当の仮想通貨がノビテックス経由で送金されたと推定されている。
さらに、2018年から2022年の間に、ノビテックスとバイナンスの間で約78億ドル相当の仮想資産が移転され、そのかなりの部分がトロンベースの資産であったと報告されている。
また、ノビテックスはイランにおける制裁措置を回避するために利用された主要な取引所の1つであるとも報じられた。
Tronは仮想通貨界の大富豪ジャスティン・サンによって設立され、BNB Chainはチャンポン・ジャオによって設立されたバイナンスによって運営されている。
ここで注目すべきは、ジャスティン・サン氏とバイナンス社が、ドナルド・トランプ氏とその家族が設立した仮想通貨ベンチャー企業であるワールド・リバティ・フィナンシャル社の重要な支援者として浮上している点である。
ロイター通信によると、トランプ氏やその家族がノビテックス社がこれらのネットワークを利用していることを知っていたという証拠は見つかっていないものの、この状況はイランに対する米国の政策とトランプ一家のビジネス上の利益との間に潜在的な矛盾を生じさせる可能性がある。
米国政府がイランと対峙し、イランの機関に対する制裁を維持する中、トランプ氏のビジネス関係者と結びついたブロックチェーンネットワークは、イランの金融システムにつながる仮想通貨の流れを促進し続けている。
※これは投資アドバイスではありません。


