フィデリティが本日発表した新たなレポートによると、仮想通貨市場は調整局面にあるものの、主要な指標は安定化の兆しを示し始めているという。
報告書によると、投資家の資金は引き続き最も流動性の高い資産であるBTCに集中しており、特にビットコインが市場における「基軸資産」としての役割を維持していることがその背景にある。
報告書によると、ビットコインの時価総額における優位性と未実現収益指標は、市場の変動が激しい状況にもかかわらず、相対的な回復力を示しているという。アナリストらは、現在の市場の勢いと収益性指標は概ね「調整」局面と一致しており、より健全で持続可能な市場構造への移行への道を開く可能性があると指摘した。
一方、同レポートは、イーサリアムとソラナにおけるオンチェーン活動と価格変動の間に乖離が見られることを明らかにした。しかしながら、ネットワーク利用需要は依然として堅調であり、コアプロトコルレベルでの需要の著しい低下は見られなかったと指摘している。
フィデリティのグローバル・マクロ戦略責任者であるユリアン・ティマー氏は以前、ビットコインは6万ドルの水準から回復し、7万8000ドル付近で新たな底値を形成し、「次の大きな強気相場」に備えていると述べていた。
同機関はまた、2025年後半に見られた傾向が逆転し、投資家の資金が金からビットコインETPへと再びシフトし始めていると指摘した。
※これは投資アドバイスではありません。


