金融界の著名人であるアンソニー・スカラムーチ氏とマイケル・ノボグラッツ氏が、「オール・シングス・マーケッツ」という番組で共演し、仮想通貨市場の停滞状況と今後の成長可能性について分析した。
ノボグラッツ氏は、特に米国における規制の不確実性が市場の重荷となっており、クラリティ法のような規制が企業の関心を高める上で極めて重要だと主張した。
ビットコインが6万ドル付近で横ばい状態にあった時期に、ノボグラッツ氏は市場は現在「膠着状態」にあると述べた。
ノボグラッツ氏は、コインベースCEOのブライアン・アームストロング氏が規制圧力に毅然と立ち向かう姿勢を高く評価しつつも、仮想通貨業界と銀行業界のロビー活動に挟まれた上院議員たちが、このプロセスを阻害していると主張した。同氏は、法律が明確化されれば、市場への資金流入が大幅に増加すると予測している。
ノボグラッツ氏は、仮想通貨市場にとって最大の触媒の一つは、ガバナンスの変化とSEC(米国証券取引委員会)の姿勢の変化だと述べた。彼は、現状は「反仮想通貨」的な構造から「仮想通貨に友好的な」構造へと変化しつつあり、この勢いを永続させるためには、規制を法制化する必要があると主張した。
彼はまた、ドナルド・トランプのような人物が「米国をビットコインの中心地にする」と約束したことが、この分野における期待感を維持させていると付け加えた。
番組では、マイケル・セイラー氏の会社であるマイクロストラテジー(MSTR)のビットコイン戦略についても議論された。スカラムッチ氏は同社の証券発行によるリターンが約11%であることを指摘し、ノボグラッツ氏はこれが実質的にビットコインのレバレッジであることを視聴者に改めて伝えた。
彼は、ビットコインの価格が3万ドルまで下落するような極端なシナリオでは、この仕組みはリスクを伴う可能性があると述べたが、現状では、セイラー氏は十分な「緩衝材」を自由に使える状態にあると付け加えた。
※これは投資アドバイスではありません。


