ドナルド・トランプ米大統領によるイランとの戦争の可能性に関する発言は、世界の市場に大きな波紋を広げた。これらの発言を受けて原油価格は急落し、ビットコイン(BTC)価格は急騰した。一方、イラン側からは反論が出された。
イラン国営メディアは、米国との接触があったという主張を否定した。
イラン国営通信社ファルスによると、イランの高官は、イランと米国の間で、直接的にも仲介者を通じても、一切の意思疎通は行われていないと述べた。
報道によると、その当局者はトランプ氏の発言を「心理戦」と表現し、トランプ氏が立場を変えたと主張した。
同当局者は、「トランプ大統領の関連発言は心理戦の戦術だ」と述べ、心理的圧力が終わらない限り、ホルムズ海峡は戦前の状態には戻らないだろうと付け加えた。
「ホルムズ海峡の情勢は、心理戦によって戦前の状態に戻すことはできない。」
地元通信社タスニムによると、イラン外務省は現在、米国との交渉は行われておらず、トランプ大統領は時間稼ぎをしようとしていると述べた。また、イランが中東のすべてのエネルギー施設を攻撃すると脅迫したことを受け、トランプ大統領は譲歩したとも報じられている。
「トランプ氏はエネルギー価格を引き下げるための時間を稼ごうとしている。」
市場は米国とイランの声明に引き続き反応した。トランプ大統領の発言を受けて上昇したビットコインは、イランが協議を否定したことで上昇分の一部を失い、ボラティリティが高まった。ビットコインは日中の上昇分の一部を失い、約7万ドルまで下落した。過去24時間の上昇率は約2.5%にとどまった。
国際原油価格も短期的な変動を見せた。ブレント原油は97ドルまで下落した後、再び上昇して100ドル前後となった。WTI原油は87ドルまで急落した後、92ドル前後まで上昇した。
※これは投資アドバイスではありません。



