ロシアはビットコインや暗号通貨の国際的な利用に関しては多くの重要な措置を講じてきたが、国内での使用には反対している。
ロシアの暗号通貨決済に対する立場は依然として複雑だが、ロシア中央銀行総裁のエルビラ・ナビウリナ氏から新たな声明が出ている。
地元通信社Rbcによると、エルビラ・ナビウリナ氏はビットコイン(BTC)と仮想通貨のマイニングがルーブル高に寄与する可能性があると語った。
ナビリナ氏の発言は、ロシア下院金融市場委員会のアナトリー・アクサコフ委員長が先週行ったコメントを受けて出されたものだ。
アクサコフ氏は、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などの仮想通貨はロシアでは決して現金として受け入れられず、支払いに使用することもできないと述べていた。
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アクサコフ氏よりも穏健な意見を述べたナビウリナ氏は、ビットコインマイニングはルーブル高につながる潜在的要因かもしれないが、マイニング活動のかなりの部分が規制されていない地域で行われているため、その影響を測るのは難しいと述べた。
同氏は、仮想通貨マイニングがルーブル高のさらなる下支え要因となっているとも付け加えた。
ナビウリナ氏はまた、中央銀行が仮想通貨規制に関して財務省およびマネーロンダリング対策当局と協議しており、今後の取引は認可を受けた機関を通じて行われる可能性が高いと付け加えた。
※これは投資アドバイスではありません。


